INTERVIEW
インタビュー

元代表の竹内譲次らが新加入
昨季の“その先”を目指す戦いが始まる!
「竹野明倫、ルーベン・ボイキンの両アシスタントコーチが、チームをとても良くまとめてくれていました。序盤は苦しんだり波がありましたが、いいところまでは行ったと思います。一昨季、昨季と一段ずつチームは良くなっています」
昨季はCS出場を果たしたものの、初戦のクオーターファイナルで敗れた。今季に目指すべきは当然、その先。そこへ行くために、新たなメンバーを迎えた。今季のチーム編成のポイントを、天日HCが語る。
「外国籍はフットワークのいい、大きな選手にしようということで、#24カイル・ハントと#34ペリー・エリスを獲得しました。サイズは昨季より少し小さいですけど、動く範囲がもっと広くなった。そういうチームにしたいなと思っていたんです。Bリーグは大きな選手がキーになるから、フットワークのいい選手を探しました」
サイズが下がったことでリバウンド獲得へ懸念の声もあるが、それに対して指揮官は大きな心配してはいない。
「確かにそういう場面も出てくると思いますが、今はBリーグでもオフェンスリバウンドを獲りにいくよりも、トランジションディフェンスを強調する流れになっています。オフェンスリバウンドは外国籍選手に任せて、あとはみんな自陣に帰るだとか。帰ることにすごくフォーカスしているチームは、よくあると思うんですよね。#33アイラ・ブラウンが小さいといっても、彼は運動能力が半端じゃないから。実際に、たくさんリバウンドを獲るゲームもありますしね。そこのところは心配していないとは言わないですが、むちゃくちゃ心配しているわけではないです」
ハント、エリスを含め、今季は8人の選手が新たに加わった。それぞれ高い能力と個性を持った選手たちだが、そのなかでもっとも注目を集めるのは#15竹内譲次だろう。18年もの日本代表歴を誇る日本人ビッグマンの最高峰であり、前所属のアルバルク東京では主力としてチームのリーグ2連覇に貢献した。天日HCも、彼に大きな期待を寄せる。

「実は僕、話をしたこともなかったので、彼へのイメージがなかったんです。だから、どうかなあと思っていました。でも実際に会って、びっくりしました。ハードに練習するし、コミュニケーションもとれるし、いろんなことができる。パスも上手だし。練習でも試合でもハードワーカーで、なかには運動量をセーブする選手もいるんですが、彼は36歳ですけど全然フルに動けますね。僕らにとっては、大きなピースになると思っています」
昨季はブラウンがインサイドのポジションでプレーする機会が多くあったが、彼の特徴がもっとも発揮されるのは、アウトサイドのスモールフォワード(SF)。ブラウンに替わって竹内がインサイドに入れば、両者の持ち味が最大限に発揮され、チームに大きなプラスをもたらす。
「もちろん、そうですよね。アイラといっしょにプレーできますし。(竹内の加入で)アイラのところがオフェンスでもディフェンスでも、もっとフレキシブルにできるようになるイメージです。(ブラウンのSFでの起用は)昨季も一昨季も、そういう状況があったんですよ。そこのところは僕らのアドバンテージだから、上手く使いたいです」
さらに竹内、ハント、エリスの3人を同時にコートに送り出しての、いわゆる“ビッグラインナップ”も可能になる。選手起用と戦い方のバリエーションは、大きく広がった。
「ビッグラインナップは当然、頭のなかにあります。エリスはSFもできるので、アイラがベンチに下がっていても、大きいSFがコートにいる。#3エリエット・ドンリーも、今季は運動量がすごく増えています。ディフェンスもかなり改善しているし、リバウンドもアクティヴでウイングも走れる。彼はこの夏、すごくいいステップアップをしたんじゃないかな。彼も2m近くあるので、SFに大きな選手を置けるのは、僕らのメリットになると思います」
開幕の時点で#13中村浩陸、#14橋本拓哉をケガで欠き、#20合田怜もプレーできるかは不透明だが、それを補って余りあるほど新加入メンバーは頼もしい。ここに離脱中の3人が帰ってくれば、どれほどのチームになるのか楽しみでしかない。
「彼らが戻れば、チームの厚みはさらに増しますね。でもチームのなかでの競争が激しいので、選手は大変だと思います。HCとしては楽しみというよりも、困ると思いますね。みんなが順調に頑張ってくれて、『オレ、もっとプレーしたいのに』って選手が増えてきたら、僕が『どないしよ』みたいな感じになるんじゃないかと(笑)」
bjリーグ時代にエヴェッサを3連覇に導いた名将をも悩ませる今季の大阪エヴェッサに、ブースターのみなさんも大いに期待してもらいたい。戦いの火ぶたは、ここで切って落とされる。昨シーズンのその先へと進むためのエヴェッサの戦いが、いよいよ始まる!
PICK UP
見どころ

日本人スコアラー金丸が抜けた三河
その穴を埋める若手成長株に注意!
開幕戦の相手は、シーホース三河。昨季はエヴェッサに次ぐ西地区3位でレギュラーシーズンを終え、ワイルドカードで出場したチャンピオンシップ(CS)は初戦のクオーターファイナルで敗れた。とはいえ、Bリーグではこれまでに3度のCS出場を果たし、うち2回は地区1位での進出と、強豪のひとつであることは間違いない。さらに前身のアイシン時代は9回の天皇杯優勝に、NBLなどトップカテゴリーのリーグ戦では通算6回の優勝を果たしている古豪でもあるのだ。その穴を埋める若手成長株に注意!
そんな三河は今季を迎えるにあたって6人の選手が退団し、5人の選手が新加入。そのなかでもっともインパクトが大きいのは、金丸晃輔の退団だ。アウトサイドからの3Pシュートを得意とするリーグきっての点取り屋で、昨季は1試合平均16.8得点をマーク。東京オリンピックの代表メンバーにも選出された。チームの日本人選手最多得点をあげたスコアラーの穴は、簡単には埋まらないだろう。
ポスト金丸と期待されるのは、新加入の#19西田優大だ。東海大4年次の昨季は特別指定選手として新潟アルビレックスBBでプレーし、本大会で選出はされなかったが東京オリンピックの日本代表候補に名を連ねていたほどの逸材。3Pを得意とするピュアシューターで、まだまだ成長過程ではあるが、警戒しておくべき選手である。
また、#18角野亮伍の存在も忘れてはならない。高校時代に世代最強シューターと名を馳せたあとアメリカの大学で腕を磨き、昨季にエヴェッサに入団した。中盤戦までプレー機会に恵まれなかったが、終盤戦にケガで離脱した#14橋本拓哉の穴を埋めるべく起用され、持ち前の得点力を発揮。世代最強シューターの片鱗を覗かせた彼が覚醒すれば、大きな脅威になる。

竹内vsシェーファーアヴィの
日本人ビッグマン対決にも注目
三河の得点の中心は、今季も#54ダバンテ・ガードナー。203cmの高さもさることながら、厚みのある体躯を生かしたインサイドプレーで得点を量産する。昨季の1試合平均得点は19.9にとどまったものの、それまでのシーズンはいずれも20得点以上をマークしている、まさに得点源だ。エヴェッサに加わった#24カイル・ハント、#34ペリー・エリスの新外国籍選手にガードナー封じを期待したい。日本人ビッグマン対決にも注目
また今節は三河の#32シェーファーアヴィ幸樹と、エヴェッサの#15竹内譲次の日本人ビッグマン対決も見物だ。東京オリンピックの日本代表入りしたシェーファーアヴィに対し、直前で東京五輪のメンバーから外れたものの、18年もの代表歴を誇る竹内。伸び盛りの23歳と経験豊富な35歳が、どんなマッチアップを繰り広げるのか楽しみだ。
昨季のエヴェッサは三河に対して、3勝1敗と勝ち越し。唯一敗れた5月9日のアウェイ戦では、すでにCS出場を決めたため、早々に主力をベンチに下げていた。昨季に関しては、つねにエヴェッサが優位に立っていたといえるだろう。しかし先述したように、今季の三河は半数近くの選手が入れ替わった。金丸がアウトサイドからあげていた得点を補うために、チームとしての戦い方を変えてくることも考えられるなど、昨季とは違うチームに変貌している可能性がある。
いつのシーズンも開幕戦は相手チームのデータが乏しいなど、難しい戦いになりがちだ。だがチームを率いる天日謙作ヘッドコーチは、臆することなく言う。
「(開幕戦の相手は三河だが)どこと対戦しても、強豪ですからね。僕らがどれだけ、ちゃんとできるか。それが、いちばん大事だと思います。シーズンはやってみないとわからないのが本当のところだけど、今季の僕ら自身にかなり期待しています」
今節に目指すものはひとつ、連勝発進でスタートダッシュ成功だ!
ROSTER
選手一覧

OSAKA EVESSA
-
青木 龍史
#1 PG/SG 180cm/80kg
1998年3月19日生 愛知県出身 -
エリエット・ドンリー
#3 SF 198cm/91kg
1996年12月11日生 神奈川出身 -
ジャワラ ジョゼフ
#8 PF 197cm/93kg
1998年2月9日生 東京都出身 -
ザック・モーア
#11 SF 198cm/95kg
1997年3月26日生 アメリカ合衆国出身 -
中村 浩陸
#13 PG/SG 177cm/76kg
1997年11月29日生 愛知県出身 -
橋本 拓哉
#14 SG 188cm/88kg
1994年12月3日生 大阪府出身 -
竹内 譲次
#15 PF/C 207cm/98kg
1985年1月29日生 大阪府出身 -
合田 怜
#20 PG/SG 184cm/80kg
1993年8月31日生 大阪府出身 -
カイル・ハント
#24 PF/C 208cm/104kg
1989年10月31日生 アメリカ合衆国出身 -
ディージェイ・ニュービル
#25 PG/SG 193cm/95kg
1992年5月22日生 アメリカ合衆国出身 -
木下 誠
#31 PG 185cm/80kg
1997年3月31日生 大阪府出身 -
アイラ・ブラウン
#33 SF/PF 193cm/107kg
1982年8月3日生 アメリカ合衆国出身 -
ペリー・エリス
#34 PF 202cm/100kg
1993年9月14日生 アメリカ合衆国出身 -
ケドリック・
ストックマン・ジュニア
#2 PG 183cm/80kg
2000年7月5日 神奈川県出身

SEAHORSES
MIKAWA
MIKAWA
-
#3
PG柏木 真介
183cm/83kg -
#4
PG細谷 将司
173cm/72kg -
#5
PGカイル・コリンズワース
198cm/95kg -
#7
PG長野 誠史
175cm/55kg -
#14
PFジェロード・ユトフ
206cm/100kg -
#15
SF根來 新之助
195cm/95kg -
#18
SG角野 亮伍
192cm/90kg -
#19
SG西田 優大
190cm/90kg -
#21
SF橋本 晃佑
203cm/105kg -
#32
PF/Cシェーファー アヴィ幸樹
206cm/106kg -
#54
PFダバンテ・ガードナー
203cm/132kg
TIME SCHEDULE
タイムスケジュール
2日
- 11:00
- 当日券販売
- 11:30
- CLUB EVESSA プラチナム・ゴールド会員 先先行入場
- 11:45
- CLUB EVESSA 先行入場
- 12:10
- 一般開場
- 12:40
- 前座試合
- エヴェッサ ホワイトvsエヴェッサ ブラック
- 13:15
- bt’s出演(守口校・bt’s甲子園校)
- 14:10
- オープニングイベント(MCたつを登場)
- 14:19
- BTパフォーマンス
- 14:23
- 両チーム選手入場
- 15:00
- 両チームスターティング5紹介
- 15:05
- TIP-OFF
- 11:00
- 当日券販売
- 11:30
- CLUB EVESSA プラチナム・ゴールド会員 先先行入場
- 11:45
- CLUB EVESSA 先行入場
- 12:10
- 一般開場
- 12:40
- 前座試合
- エヴェッサ ホワイトvsエヴェッサ ブラック
- 13:15
- bt’s出演(尼崎校)
- 14:10
- オープニングイベント(MCたつを登場)
- 14:19
- BTパフォーマンス
- 14:23
- 両チーム選手入場
- 15:00
- 両チームスターティング5紹介
- 15:05
- TIP-OFF
3日
GOODS
グッズ情報
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全13選手のポスターが当たる!運が良ければ直筆サイン入りが当たるかも!?
ポスガチャ
¥500(税込)
-
定番の応援タオルが今シーズンは選手の写真入りに!!試合会場で掲げて選手を応援!!
応援タオル
¥2,000(税込)
-
今節限定のフォトキーホルダー!カバンや鍵につけて、選手といつでも一緒♪
フォトキーホルダー
¥800(税込)
FOODS
フード情報
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たこ焼き/INFINITY
¥600(税込)
-
手羽トロ唐揚げ/マザーフーズ
¥600(税込)
-
絶品チキンカツバーガー/ENT
¥600(税込)
-
ごろごろチキンのチーズダッカルビ/ENT
¥600(税込)
-
おおきにミックスジュース/おおきにコーヒー
Sサイズ¥194(税込)
-
マイドッグ(ポテト付き)/エースケータリング
¥600(税込)
EVESSA SHRINE
エヴェッサ神社
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今節しか手に入らないレアグッズも続々登場!

ユニフォーム
2日 角野 亮伍選手(AWAY/2020-21)、3日 ギャレット・スタツ選手(HOME/2020-21)のユニフォームが各日1名様に当たる!
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- 株式会社サラヤアルコールスプレー
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