INTERVIEW
インタビュー
いよいよシーズン後半戦に突入!
前半戦の振り返りと、後半戦への展望

大型補強に成功するも
黒星が先行する苦しい戦い
さらに9月のプレシーズンゲームで、#13中村浩陸が試合中に故障を発生。開幕戦には間に合わない見通しと診断された。肩のケガで昨季中盤から長期離脱していた#20合田怜も、開幕戦に出場できるか微妙な状況。さらにシックスマンとして覚醒しながら、昨季終盤にアキレス腱断裂の重症を負った#14橋本拓哉の復帰も、早ければ年内という情勢(その後、11月に負傷箇所を再断裂。復帰時期は現在も未定)。チーム作りの遅れに主力選手のコンディション不安が重なり、開幕に向けて暗雲が垂れ込み始めた。
開幕戦で勝利するも10・11月は
コロナ禍でチーム作りに遅れ
11月に入ってもホームの茨城ロボッツ戦で1勝1敗、アウェーの宇都宮ブレックス戦も敗れ、この時点で3勝8敗と黒星が先行する苦しい展開。そんなエヴェッサにひと筋の光明が差したのは、11月13・14日にホームで戦った京都戦だった。第1戦は第2Qに6本連続で3Pを成功させるなどで88得点をあげて相手を突き放し、第2戦は失点を今季最小の60にとどめて今季初の連勝を飾る。京都との第1戦で個人通算4000リバウンドを達成した#33アイラ・ブラウンは、素直に勝利を喜びながらも「まだ現状ではケミストリーを構築している段階で、まだ新しいチームという感覚でいます」と現状のチーム状態を語る。その一方で「今はひとりひとりの特性を理解している段階で、これから良くなる方向に向かっています」と、チームが上昇する手応えを得ているコメントを残した。

12月に今季最多の4連勝を達成
チーム状況は上向きに転ずる
そして12月12日の北海道との第2戦から19日の三遠ネオフェニックス戦にかけて、4連勝を達成。24日の川崎ブレイブサンダースとの第1戦に敗れて連勝がストップするも、翌日の第2戦では昨季に続いて特別指定選手として加わった#12高島紳司が5本の3Pを含め、放ったシュートをすべて成功。23得点をあげて、勝利に大きく貢献する。昨季も#14橋本の離脱後に救世主のごとく活躍した#12高島が、またも大きな光を放った。年内最後の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦はケガで#24カイル・ハントを欠いた影響もあり、2021年を白星で締めくくることはできなかったが、天日HCは「僕らはでき上がっているチームではなく、良くなっている段階なので収穫のあったゲームではありました」と手応えを強調。星勘定もこの時点で、12勝12敗の5割にまで戻した。
現在は13勝15敗で西地区6位
連携を高め、巻き返しを図る
振り返れば昨季も序盤でつまずき、シーズンを折り返すころの勝率は5割前後で、順位も西地区の中位だった。しかしそこから盛り返し、最終的には34勝20敗と大きく勝ち越して、西地区2位で初のチャンピオンシップ進出を果たした。昨季のストーリーを再現するために必要なのは、まずはチームケミストリーの確立。今季はシーズン中に#34エリスから#10ドブラスに外国籍選手の変更が生じるなど、未だメンバー間の連携に未完成な部分があることは否めない。だがこの問題は、天日HCをはじめとする経験豊富なスタッフ陣の的確なコーチングと、練習と実戦を重ねることで解消されるはずだ。
昨季以上に今季のチームの強みになっているのは、リバウンド奪取力。現時点で1試合平均40.0で、リーグ2位につけている。その一方で攻撃は#25ニュービルがリーグトップの1試合平均23.1得点をあげながらも、チーム全体では同80.0でリーグ12位にとどまる。後半戦も#25ニュービルが攻撃の軸になることは、変わらないだろう。だがチームの連携が高まり、リバウンドを奪ってからの速い攻撃という得意パターンを多く繰り出せるようになれば、ほかの選手の得点も上がり、相手にとっては守備の的を絞り辛いチームになる。そうなれば自ずと白星が増え、順位も上がってくることだろう。エヴェッサの後半戦の巻き返しに、大いに期待してほしい。
PICK UP
見どころ

多彩な攻撃陣と司令塔を擁する三河
開幕戦であげた勝利を、再び!
2022年最初のホームゲームは、シーホース三河が相手だ。三河とは10月2・3日に今季の開幕戦で対戦。第1戦は終始リードを奪っていたが第4Qに追い上げを許し、残り0分24秒でついに追い付かれる。しかし直後に#25ニュービルがフリースロー2本を成功させて勝ち越し、同0分00秒2で三河がタイムアウトを請求。逆転を期して3Pをねらったがこれが外れ、70-67の大接戦をエヴェッサが制して開幕星をあげた。翌日の第2戦は、打って変わって追う展開に。第4Qで一時は2点差にまで迫るものの、勝ち越せず。72-90で敗れた。開幕戦であげた勝利を、再び!
三河の最多スコアラーは、1試合平均18.3得点をあげる#54ダバンテ・ガードナー。203cm・132kgと厚みのある身体を生かしてインサイドで力強さを発揮する一方、相手の隙を突いてアウトサイドからのシュートも放つ。そのうえで得点をガードナーひとりに頼るのではなく、攻撃陣には同13.3得点の#14ジュロード・ロフ、同11.4得点の西田優大、同10.3得点の角野亮伍と、スコアラーが多彩に揃う。ガードナーのインサイドに警戒を強めれば、外から西田や角野の3Pが飛んでくる。守る側にとってはディフェンスの的が絞り辛く、厄介な相手だ。
三河はポイントガード(PG)陣に、キャラクターの異なる選手が顔を並べているのも特徴のひとつである。そのなかで軸になるのは、外国籍選手の#5カイル・コリンズワース。昨季にBリーグ史上初の4試合連続トリプルダブルを記録したことに表れるように、パスやゲームコントロールの司令塔能力だけではなく、得点力と198cmの長身でリバウンド奪取力にも長けている。彼にとマッチアップするエヴェッサの選手は、#25ディージェイ・ニュービルか。コリンズワースは三河の攻守の要となるだけに、#25ニュービルに彼を封じることを期待したい。

三河の守備をいかに崩すか
日本人選手の得点にも期待
そして#7長野誠史も、警戒すべき存在だ。持ち前のスピードで相手の守備陣を混乱に陥れ、自らも鋭く切り込んでリングにアタック。10月の開幕戦で手を焼かされたことも、いまだ記憶に残る。対するエヴェッサの#13中村浩陸、#20合田怜らは、彼を自由にプレーさせないことが重要だ。さらにチームが混乱した状態になれば40歳の柏木真介、32歳の細谷将司をコートに送り出し、落ち着きを取り戻させる。豊富なPGを起用してゲームのありようを変える三河の戦いに、翻弄されてはいけない。日本人選手の得点にも期待
両者をチームとして比較すると、得点力はエヴェッサが1試合平均80.0(リーグ12位)、三河は同79.8(14位)と大差はない。守備力はエヴェッサがリーグ14位の1試合平均82.0失点(14位)であるのに対し、三河は同77.6失点(7位)と上回る。この数字を見る限り、三河のディフェンスをエヴェッサが崩せるかが、今節のポイントのひとつになりそうだ。また三河には#7長野、#15根来新之助、#18角野と、かつてエヴェッサでプレーした選手が3人在籍。彼らとの再会も、ファン・ブースターには楽しみなところだろう。
エヴェッサは#25ニュービルがリーグトップの1試合平均23.1得点を叩き出し、攻撃を牽引している。成功率39.8%の3Pは、この三河戦でも重要な武器になる。彼に続くのは、同14.3得点の#24カイル・ハント。ポジションはパワーフォワードとセンターの兼任だが、リング近くだけではなく、ペリメーターと呼ばれるミドルレンジからのシュートも得意としている。ほかに#33アイラ・ブラウンも同11.7得点をあげていて、チームで1試合平均2ケタ得点をマークしているのはこの3人のみ。彼らに攻撃が偏れば、三河に守備のポイントを絞られてしまう。勝利するため今節は、日本人選手の得点も望みたい。

ROSTER
選手一覧

OSAKA EVESSA
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青木 龍史
#1 PG/SG 180cm/80kg
1998年3月19日生 愛知県出身 -
エリエット・ドンリー
#3 SF 198cm/91kg
1996年12月11日生 神奈川出身 -
ジャワラ ジョゼフ
#8 PF 197cm/93kg
1998年2月9日生 東京都出身 -
ザック・モーア
#11 SF 198cm/95kg
1997年3月26日生 アメリカ合衆国出身 -
中村 浩陸
#13 PG/SG 177cm/76kg
1997年11月29日生 愛知県出身 -
橋本 拓哉
#14 SG 188cm/88kg
1994年12月3日生 大阪府出身 -
竹内 譲次
#15 PF/C 207cm/98kg
1985年1月29日生 大阪府出身 -
合田 怜
#20 PG/SG 184cm/80kg
1993年8月31日生 大阪府出身 -
カイル・ハント
#24 PF/C 208cm/104kg
1989年10月31日生 アメリカ合衆国出身 -
ディージェイ・ニュービル
#25 PG/SG 193cm/95kg
1992年5月22日生 アメリカ合衆国出身 -
木下 誠
#31 PG 185cm/80kg
1997年3月31日生 大阪府出身 -
アイラ・ブラウン
#33 SF/PF 193cm/107kg
1982年8月3日生 アメリカ合衆国出身 -
ペリー・エリス
#34 PF 202cm/100kg
1993年9月14日生 アメリカ合衆国出身 -
NEWデイビッド・ドブラス
#10 C 209cm/120kg
1981年8月6日 スペイン出身 -
NEW高島 紳司
#12 SG/SF 191cm/81kg
2000年10月13日 大阪府出身 -
NEW飯尾 文哉
#22 SG 187cm/85kg
2000年6月10日 大阪府出身

SEAHORSES
MIKAWA
MIKAWA
-
#3
PG柏木 真介
183cm/83kg -
#4
PG細谷 将司
173cm/72kg -
#5
PGカイル・コリンズワース
198cm/95kg -
#7
PG長野 誠史
175cm/75kg -
#14
PFジェロード・ユトフ
206cm/100kg -
#15
SF根來 新之助
195cm/95kg -
#18
SG角野 亮伍
192cm/90kg -
#19
SG西田 優大
190cm/90kg -
#21
SF橋本 晃佑
203cm/105kg -
#32
PF/Cシェーファー アヴィ幸樹
206cm/106kg -
#54
PFダバンテ・ガードナー
203cm/132kg
TIME SCHEDULE
タイムスケジュール
26日
- 16:30
- 当日券販売・CLUB EVESSA受付開始
- 17:00
- CLUB EVESSA プラチナム・ゴールド会員 先先行入場
- 17:05
- CLUB EVESSA 先行入場
- 17:15
- 一般開場
- 18:18
- オープニングイベント(MCたつを登場)
- 18:21
- BTパフォーマンス
- 18:25
- 両チーム選手入場
- 19:00
- 両チームスターティング5紹介
- 19:05
- TIP-OFF
GOODS
グッズ情報
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元エヴェッサの選手たちと現役エヴェッサ選手がコラボ!数量限定です!
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¥400(税込)
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「大阪エヴェッサはカタカナの選手が多い」と、めっちゃ言われるので、全員カタカナにした応援タオルを作っちゃいました!
カタカナ応援タオル
¥2,000(税込)
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「大阪エヴェッサはカタカナの選手が多い」と、めっちゃ言われるので、全員カタカナにしたキーホルダーを作っちゃいました!特別指定選手の高島選手や飯尾選手、新加入のドブラス選手も入っております♪
カタカナネームガチャ(ガチャ台)
¥300(税込)
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ユニパッチンにアニマルシリーズが新登場!裏面には好きな番号と名前が入れられます♪
アニマルユニパッチン
ビッグ¥800(税込)
スモール¥500(税込)
FOODS
フード情報
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たこ焼き/INFINITY
¥600(税込)
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マイドッグ(ポテト付き)/エースケータリング
¥600(税込)
EVESSA SHRINE
エヴェッサ神社
おみくじにチャレンジしよう!
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おみくじ/¥200
角野亮伍選手(HOME/2020-21)のユニフォームが1名様に当たる!
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- 株式会社サラヤアルコールスプレー
- 大阪エヴェッサ過去シーズングッズ詰め合わせ袋