MENU

大阪エヴェッサ

OSAKA
EVESSA

MENU
HOME > ゲームプログラム MAJESTY 2/7 vs 京都ハンナリーズ
 

ゲームプログラム MAJESTY 2/7 vs 京都ハンナリーズ

 

インサイドの攻防がカギも 京都のビッグマンは欠場か!?




今節はbjリーグ時代からライバル関係にある、京都ハンナリーズとの京阪ダービーだ。今季は開幕早々の10月25日にアウェーで対戦。試合は接戦ながら、相手にわずかリードを許した展開で折り返す。しかし後半になって、エヴェッサが攻守にわたってギアを上げた。後半だけで50得点をあげ、一方で失点を38に抑えて83-74で逆転勝利。この試合では#32アンジェロ・カロイアロが22得点をあげ、#21ショーン・ロングが15リバウンドを獲得した。

この試合で脅威になった京都の選手は、センターの#10チャールズ・ジャクソン。208cmの高さと厚みのある体躯で、ゴール下で存在感を放っていた。実際に試合ではチームハイの16点に、リバウンドも8を奪われた。

今節も京都のキーマンになると思われていた#ジャクソンだが、直近の3試合を欠場している。なんらかのコンディション不良を抱えていると思われ、今節の出場も不明。出場するとなればエヴェッサの#21ショーン・ロングとのインサイドでの攻防が勝敗の分け目となるが、欠場となれば試合の様相は一変する。

#10ジャクソンの欠場中は、#21ケビン・ジョーンズと#31シェック・ディアロが代わってセンターのポジションを務めている。ともに身長こそ2mを超えるとはいえ、本来は4番(パワーフォワード)ポジションの選手。インサイドでマッチアップするなら、#21ロングに分がある。#10ジャクソンが欠場なら、エヴェッサは優位性を生かしてインサイドを積極的に攻め立てたい。

 

京都の大型PGに対して エヴェッサが講じる策は?




ほかに京都で警戒すべきは、新加入のポイントガード(PG)#77岡田侑大。PGとシューティングガードの二重登録だが、これまで在籍してきたチームでは主にSGで出場してきた。それが今季はロイ・ラナ ヘッドコーチ(HC)の方針で、PGで起用されている。

もともとはSGの選手とあって今季も1試合平均13.3と高い得点力を発揮し、さらに同アシストはリーグ3位の6.4とPGとしての適性も露にしている。彼のPGとしてのアドバンテージは、189cmの高さ。

Bリーグでは小柄な日本人選手がPGを務めることが多く、実際にエヴェッサの#8多嶋朝飛は173cm、#35鈴木達也も169cm。同じポジションであるからとそのままマッチアップしては、高さの不利が生じてしまう。

ならば188cmと高さで伍する#14橋本拓哉を、#77岡田のマークマンに起用するのもひとつの手になるだろう。そうなると#8多嶋、#35鈴木は相手のSGをマークすることになる。SGが相手ならここでも高さのハンデが考えられるが、京都のSGの一番手で1試合平均27分20秒に出場し、同12.8得点をあげている193cmの#7マシュー・ライトも直近の3試合を欠場中。京都のほかのSGは185cm程度で、#7ライトが欠場なら高さのハンデは薄まる。相手の布陣を読みながら、マティアス・フィッシャーHCがどのような策を講じてくるかは、今節の見どころのひとつでもある。

平日の水曜日開催とあって難しいかもしれないが、可能であれば早めにアリーナに足を運び、試合前のウォーミングアップからコート上に注目することをお勧めしたい。京都の#7ライト、#10ジャクソンはコートでアップをしているのか。しているのであれば、どのような動きをしているのか。それらを注意深く観察し、ゲームがどのように展開していくのかを想像しながら、ティップオフまでの時間を過ごすのも楽しいはずだ。