【実施レポート】千林商店街にて「リアルお仕事体験＋未来まちづくり体験」第1回目を開催！

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2025.12.26

【実施レポート】千林商店街にて「リアルお仕事体験＋未来まちづくり体験」第1回目を開催！

日頃より、大阪エヴェッサにご声援をいただき、ありがとうございます。

12月14日(日)、千林商店街にて「つなぐプロジェクト」の一環として、リアルお仕事体験および未来まちづくり体験を開催しました。当日は多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

リアルお仕事体験では、「身近なお仕事ではどのようなことをしているのか」「働いている人はどんな人なのか」「働くためにはどんな力が必要なのか」をテーマに、グループごとに学びを深めていただきました。

また、未来まちづくり体験では「千林商店街をより良くするためには何が必要か」をテーマに、子どもたち同士で活発な意見交換を行いました。最後には保護者の皆さまにもご参加いただき、全員で一つのアイデアを選定しました。

イベント概要

つなぐプロジェクトとは

大阪エヴェッサは、「バスケットボールで大阪を元気に！」というビジョンのもと、 “大阪の商店街を元気に！” するために、働き手不足の解消と地域コミュニティの強化につながる取り組みとして、「つなぐプロジェクト～地域×スポーツ×働く～リアルお仕事体験 in 商店街」を実施してまいります。

本活動では、大阪エヴェッサ独自の職業体験プログラム「リアルお仕事体験」や、スポーツを通じてコミュニティを形成・強化する「つなぐスポーツ体験」、地域の未来を自分たちで考える「未来まちづくり体験」などを行います。

旭区の千林商店街は、本プロジェクトの実施地域のひとつとして、今シーズン特に力を入れ、共に大阪の街を盛り上げるべく連携しています。

特設サイト

つなぐプロジェクトリアルお仕事体験＋未来まちづくり体験

■日時：2025年12月14日（日）13:00～14:30
■場所：千林商店街（住所：大阪市旭区千林1丁目5-20）
■参加：BT AKONARU・DON
■協力：株式会社IKUSA
　　　　株式会社中野農園

イベントの様子

リアルお仕事体験

リアルお仕事体験では、株式会社IKUSA様にご協力いただき、「ハンコの達人」と「セールスクエスト」の2プログラムを、2会場で実施しました。
また、株式会社中野農園様にもご参加いただき、「ハンコの達人」には総務職の社員様、「セールスクエスト」には営業職の社員様にお越しいただき、子どもたちのサポートや、実際の仕事の進め方について直接教えていただきました。
子どもたちは、仕事をするうえで大切なことや、身近にある仕事がどのような内容なのかを、ゲーム形式で学びました。

【ハンコの達人】
事務職のお仕事体験として、複数のハンコの使い分けを体験しました。
また、さまざまな書類の中から「本当にハンコを押して問題ない書類かどうか」を自分たちで確認する作業も行いました。
ただハンコを押すだけでなく、書類の内容を確認して対応することや、グループ内で役割分担を行い、効率よく作業を進めることの大切さを学びました。

【セールスクエスト】
フルーツを買いに来たお客さまが、どのフルーツを求めているのかを、お客様から情報を聞き出し予測するゲームを、チームに分かれて行いました。
子どもたちは、お客様の希望する価格帯や味、使用目的などをヒントに、一番良いと思うフルーツを選択。
結果に関わらず、「相手の立場になって考える」ことで、お客様にとって最適な商品を提案することの大切さを学びました。
相手に喜んでもらうために行動することが、セールス・営業の仕事であるという学びにつながりました。

未来まちづくり体験

実施場所である千林商店街に、どのようなものがあれば地域の皆さまに喜んでいただけるかをテーマに、今回は3つの案の中から1つを選ぶため、子どもたちが3グループに分かれて検討しました。
それぞれ「なぜ必要なのか」という理由を考え、グループごとに発表。短い時間の中でも意見を出し合い、一つの案にまとめることができました。

最終的には、保護者の皆さまにも子どもたちの発表を聞いていただいたうえで、全員で寄贈内容を決定。今回は「商店街のPR動画」を制作することに決まり、次回のイベントにて制作を行う予定です。

ミニ講演会

子どもたちがグループワークを行っている間、保護者の皆さまを対象に、株式会社中野農園さまによるミニ講演会を実施いただきました。
普段なかなか接点のない他業種の方と交流する中で、仕事について改めて考える機会となりました。
会社紹介に加え、「自分に合っていると感じる仕事の魅力」や「なぜ働いているのか」など、働くことへの想いや姿勢についてもお話しいただきました。
10年後、20年後に子どもたちが働く社会がどのように変化しているか分からない中で、大人がどのような想いを持って働いているのかを知ることは、子どもたちが将来を考えるうえでのヒントになるのではないか、というメッセージが共有されました。
本講演をきっかけに、ご参加いただいた皆さまがご自身の仕事を振り返り、子どもたちと「仕事」について話し合う機会となればと考えています。