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【ご報告】ブースターミーティング(6/28開催分)実施レポート

いつも大阪エヴェッサへの応援ありがとうございます。
6月28日(水)に、おおきに会議室においてブースターミーティングを開催しましたので、その模様をお伝えします。本ミーティングは、来シーズンに向けてチーム強化やホームゲーム運営に関する概要や方針をご説明するとともに、ファン・ブースターの皆さまと意見交換をさせていただくことを目的に行うものです。

今回は「2023-24シーズン ファンイベント、ホームゲーム運営などについて」をテーマに実施し、20名の方にご参加いただきました。平日夜の開催にも関わらずご参加いただいたブースターの皆さまには、あらためて感謝申し上げます。ご参加いただき、ありがとうございました。

皆さまから事前にいただきましたご意見・ご質問を踏まえて、マーケティング部 部長 小島をはじめとする各担当のフロントスタッフよりお話しをさせていただいた後に、ブースターの皆さまと質疑応答を行いました。ブースターミーティングの内容については、下記の通りお伝えさせていただきます。


 

テーマ:2023-24シーズン ファンイベント、ホームゲーム運営などについて

 
冒頭

本日はお忙しい中、ブースターミーティングにお越しいただき、ありがとうございます。先週はコートの中、チーム関連をテーマにGMの黒木をメインにお話をさせていただき、意見交換をさせていただきました。
今回はコートの外周り、興行面、イベント、ホームゲーム運営をテーマにお話をさせていただければと存じます。

 
概要説明

本日は平日の夜にも関わらずブースターミーティングにお集まりいただき、ありがとうございます。マーケティング部 部長の小島と申します。皆さまと一緒に有意義な時間を過ごせればと思っています。どうぞよろしくお願いします。
本日のテーマはイベントやホームゲームについてです。すごく広い範囲のお話になるかなと思っています。チケットの価格やシートレイアウトのように、すでに決まっている事柄もありますが、大枠は決まっていてもディテールは決まっていない、詰まっていない事柄もあります。お寄せいただいたご意見は意見交換をさせていただく中で、柔軟に取り入れさせていただき、より良い開幕を迎えられればと思っています。
ブースターミーティングを通して、皆さまとオープンにそれぞれがそれぞれの視点から考えや意見を交わすということが、同じ方向に向かう上では、とても大切だと思っています。
私は昨年12月に入ったばかりですが、半年をご一緒させていただき、もっと距離を縮めさせてもらいたいと願っています。今日はオープンに意見交換をさせてください。だから、会場を口の字型にしてみました。それでは、よろしくお願いします。

まず、8月の下旬に新体制発表会を大阪市内のホールで行う予定です。その際に、しっかりお伝えできればと思いますが、新B1に向けてクラブの活動は行っています。新B1に入る気があるのか?という厳しいご意見もいただきましたが、来シーズンは新B1構想へエントリーする上で非常に重要なシーズンになります。
ご存じのように、売上、入場者数、アリーナという3つの基準がありますが、まずは入場者数の4,000人という数字をクリアしていくことが大切になります。アリーナについては大阪の中で検討を進めています。

 
平均入場者数4,000人に向けた取り組みについて

入場者数4,000人へのチャレンジが最重要課題になってきます。1試合あたり900人ほどを上積みしないといけません。地域に根差し、いつまでも愛されるクラブ作りをするために、本当はじっくり取り組みたいです。すぐにできるものは、すぐに壊れます。しかし、新B1のエントリーに向けた時間がありませんので、一定の即効性がありながらも、本質的な取り組みができればと思っています。
入場者数を増やしていくためには、アリーナに来てくれる取り組みだけではなく、もう一度来てくれる人を増やす取り組みを行う必要があると感じています。両方に取り組んで参ります。
では、どうやって入場者数を増やしていくかということになります。いきなり、ブースターの皆さまにお願いになってしまいますが、皆さまのご家族やご友人をアリーナにお誘いいただく取り組みを積極的に実施していければと考えています。
次に具体的に取り組んでいることが2つあります。ひとつは大阪府バスケットボール協会との関係強化です。今シーズンは合同卒団式の開催やミニバス登録チームのデジタル優待の取り組みをスタートすることができました。社会人連盟との連携についても、ご意見をいただきましたが小学生から社会人まで協会とより一層の連携強化を図りながら、まずは地域のバスケットボールコミュニティの皆さまにもっと身近に感じてもらい、アリーナに足を運んでもらえたらと考えています。
来てもらう人を増やすもうひとつの軸が地域・自治体との連携です。これがこれまで場当たり的でした。昨年は券売開始直前に決まることもありました。これが来シーズンは現時点でほぼ全ての土日試合の感謝デーが決まりつつある状況です。また、試合のイベントテーマ、いわゆる企画もだいぶ計画的に取り組めるようになりました。そして、これらをデジタルチケットを活用して推進していきます。昨年の後半から取り組んでいますが、デジタル化することで再アプローチが可能になります。
その上で、一度来ていただいた方が「また行きたい」というアリーナを作っていかなければいけません。ホームゲームのホスピタリティ・演出には抜本的な改善が必要だと感じています。また、パートナー関連の露出やアクティビティを優先しすぎだというご意見もありました。パートナーについては、ブースターの皆さまと同じように大切に考えていますが、最適化する必要があることも認識しています。

 
目指す姿について

先週、黒木GMは「全員が脅威になるバスケット」というフレーズを使っていましたが、我々マーケティング部は「全員が参加できる、楽しめるアリーナ」という目標を掲げています。そのために、3つのことを考えていきます。会場装飾を綺麗にすること、参加型の場内演出で一体感を育むこと、バスケットボールを大切にすること、という3つです。
これまで設置型の広告物や掲示物が多く、雑多な空間に感じられたと思います。また、設置物が遮蔽して見えないものがあったり、狭くなっている場所もありました。設置の仕方を考えていきたいです。大きな具体的なソリューションとしてLEDリボンビジョンと公式記録に連動したスタッツシステムを導入します。

 
改善の方向性

様々な改善をする必要がありますが、本質的な改善と収益的な改善という2つの視点から取り組んでいければと思っています。急速に進化するBリーグの中でついていくためには収益力の強化も必要です。収益を改善することでチームの環境整備や強化にもつながります。一方でお金儲けばかりとならないように、本質も見失わないように取り組んでいきます。このバランスを取りながら取り組んでいきます。

 

クラブカラー

黒なのか、赤なのかという点について、たくさんのご意見をいただきました。特にグッズ関連で大きな影響があると思いますが、クラブカラーを整理させていただき、近日中に発表させていただきます。MAJESTY BLACKを「オンコートカラー」、PASSIONATELY REDと呼んでいる赤を「ブーストカラー」にします。ハッキリしたいと思っています。GOLDについては、オンコートとブースターをつなぐ「エンゲージメントカラー」とし、アクセントカラーとして適切に利用していきます。選手のユニフォームは黒、ブースターは情熱の赤でいかせてください。また、差し色で金を用いる割合が増えると思います。
これらはクラブ名の原点に立ち返って考えています。えびす様、十日戎のようなトーン&マナーです。私たちもクラブの中で何度も議論をしました。

 

演出

BリーグはNBAの良い部分を取り入れているクラブが多いと感じています。NBA的なものはかっこいいので、そのベースに乗ることは必要であると感じています。でも一方で、このユニークな大阪という街のらしさを、どのように演出で上乗せできるかもポイントだと思っています。
加えて、これまでのエヴェッサの演出は見せるものや伝えるものが多かったと感じています。場内演出用のカメラを入れることで、一体感や楽しさにつながっていくと思っています。双方向の参加型のプログラムを増やしていきます。ぜひ皆さまには大阪人らしく、ノリよく参加してほしいなと思います。
加えて、暗転時にも参加型のイベントとしてペンライトでの雰囲気づくりをスタートしてクラブカラーに彩っていければと思っています。シーズンチケットの特典にもなっています。ここにいる皆さまの多くはシーズンチケットをお持ちだと思いますので、ぜひ先導者として雰囲気作りを牽引していただけると嬉しいです。応援についてもブースターの皆さまと共創させていただきながら、唯一無二のアリーナを創り上げていきたいと考えています。なお、MCは男女の2名体制で検討しています。

それでは、この後は各項目ごとに担当者からの説明も交えながらお話をさせていただきます。

 

チケット (チケット・興行運営課:又木)

チケット担当の又木です。ご存じのように新シーズンはかなり大きな変更があります。観戦スタイルによる棲み分けが自然と促されるようなシートレイアウトにさせていただきました。そして、裾野が広がるような意図を持ちました。家族連れが来やすいアリーナ、お子さまが来やすいアリーナであってほしいと思っています。親から子へ、子から孫へ、想いが代々受け継がれていくような流れ、そういう景色を大阪エヴェッサでも作っていきたいです。
また、4,000人を目指す上では、足しげくアリーナに何度も来場いただいている皆さまはもちろん、まだ来場したことのない方、新しい方に多く来場いただくことも重要です。知り合いを誘いやすい企画チケットなどもどんどん取り入れていきたいと考えています。

 

会場運営 (チケット・興行運営課:上原)

こんばんは、運営担当の上原です。会場運営ほか興行面全般を担当しています。まず、お詫びをさせてください。挨拶の徹底ができてないというご意見を多数いただきました。お恥ずかしい限りです。本当に申し訳ありません。これまでホームゲーム中に各スタッフが縦割りで動いてしまっており、全員が自分の持ち場だけで行動してしまっていたことを反省しています。クラブスタッフとキャラクターによる開門時のご挨拶と試合終了後のお見送りは今シーズン途中から実施させていただいています。来シーズンはより徹底できるようスタッフ教育に取り組んでいきます。
また、ホスピタリティ向上のために、ボランティア組織を立ち上げ直す予定です。もっとアットホームなアリーナにしていきたいと思っています。そのためのボランティア組織です。運営経費を下げるためにボランティア組織を作るのではありません。
誘導系のサインなども刷新する予定です。入場導線も変更し一般のご来場者の皆さまは2Fから入場する方式へ変更します。アリーナの元々の構造は、チケット売場が2Fにあることからわかるように、2Fからお客さまが入場することを考えて建てられた構造です。皆さまにはあらためてご案内をさせていただきます。
続いて、アクセスについてです。往路のシャトルバスを出せないかと検討しています。バス会社も運転手不足で大変な状況ですが、最重要課題のひとつと認識しています。バス会社さんと継続的に協議を重ねていますので何とか実施できるように進めていきます。
開始時間についてです。試合開始時間が遅いというご意見をいただきました。昨シーズン、4月以降の試合につきましては、ネモフィラ祭りによる道路渋滞を過剰に意識しすぎた結果、試合時間を遅く設定したことが裏目に出ました。 来シーズンについては、試合開始時間を早め、土日は午後早め、平日は19時開始で検討しています。バレーボールとの共催時などには試合開始時間や内容も異なるかもしれませんが、1日のスケジュールをコンパクトにリズムよく過ごせるように改善する予定です。

 

BT・キャラクター (チケット・興行運営課:上原)

もっと生かしたいと思っています。位置づけや役回りを整理して、皆さまにより楽しんでいただけるようにしたいと考えています。ブースターの皆さまと掛け合いをするなど、新しい演出プログラムの中で頑張ってもらいます。また、エヴェッサにはチアスクールがありますので、その最上位クラスのメンバーも活用した施策も考えています。
また、キャラクターについてです。まいどくんも全力で頑張ってくれていますが、重点的な改善事項だと思っています。ちょっと頭も大きいです。まいどくんを引退させたりするようなことはありませんが、皆さまと一緒により魅力的に改造するプロジェクトを始動する予定です。

 

グルメ (チケット・興行運営課:上原)

場内に直営店を入れる予定です。配置も抜本的に見直すとともに、場外も引き続き、活用していきます。また、提供するグルメだけではなく、それを食べられる場所を作ることにも取り組んでいきます。場外のスペースなども活用して飲食スペースを作っていきます。
同じメニューばかりだったため、代わり映えしないというご意見は私たちも認識しています。選手プロデュースメニューや容器類の改善などにも着手していきます。4月や5月の試合で取り組んだように、引き続き、屋外を活用しキッチンカーの誘致も積極的に行っていきます。

 

グッズ (MD担当:亀井)

グッズ担当3年目の亀井です。先ほど小島から話があったチームカラーについてですが、これまでグッズでも赤と黒が混在していました。ファン・ブースターの皆さまにもカラーの統一に関するご意見をいただいていたのに、ずっと実施できなくて申し訳ありませんでした。社内でもチームカラーについては赤と黒で意見が割れていた中で、グッズ担当として意見をまとめることができませんでした。結果的に、ブースターの皆さまに判断を委ねるような形になってしまっていました。本当にすみませんでした。
来シーズンからはエヴェッサブースターがひとつになって統一感や一体感を出せるようにまずは「PASSIONATELY REDの応援グッズ」を増やしていきます。赤の応援Tシャツや演出時に使う赤のペンライトなどを企画しています。皆さまからも「エヴェッサの応援カラーは赤!」という認識を広めて欲しいと思っています。踏まえて、まずは想いを乗せられるような応援グッズを充実させていきます。
サプライヤーも変更する予定なので、新しい取り組みや商品展開に期待してほしいです。
また、ガチャガチャをこまめに入れ替えていくなど、初めて来た方もお財布に優しく楽しめるグッズをご用意していきます。グッズ担当として、まだまだ未熟者ですが、これからは皆さまが一丸となって応援できるようなグッズを出していきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

ファンクラブ (広報・プロモーション課:田伐)

皆さま、いつもありがとうございます。田伐です。まずはイベント中、ルールを守らない方への注意が十分にできていない点、申し訳ありません。イベント対応をするスタッフへは改めて事前共有を徹底し、参加してくださる皆さまにとっても、選手にとっても、心から楽しんでもらえる雰囲気をスタッフから作っていきます。
イベント内容のバリエーションについてもご意見をいただき、ありがとうございます。感染症対策も緩和され、選手とより近くで交流を楽しんでいただく機会も増えてくるので、企画内容にもより力を入れてまいります。イベントの質を上げないといけないと思っていますので、ご指摘の通り、暗がりで会議机のままイベントを実施するのではなくアリーナ内を活用することも考えていきます。
告知についても、より早くできるように頑張ります。8月のイベントは未発表ですが、8月上旬に日本人選手全員が参加するBBQイベントを実施予定です。近日中には発表しますので、ぜひご検討ください。
最後に、CLUB EVESSA会員についてです。今回新たにシルバー会員を追加しました。会員区分ごとのメリットの階層化を目的としています。募集に定員があるダイヤモンド会員やゴールド会員は、枠数が残りわずかとなっている状況です。そのような中、大型イベントの参加権も最上位会員から優先的にご案内をする予定ですが、これまでのようにゴールドからレギュラーに一気に飛んでしまうと差があり、対象人数も一気に増えてしまうため優先順位をつけ難い部分がありました。シルバー会員以上の優先的なご案内も増やす予定です。当初のご案内が不明瞭で申し訳ありませんが、ご理解いただきますようお願いします。

 

広報 (広報・プロモーション課:田中)

皆さま、こんばんは。広報の田中です。まずは改めて、親近感、親しみやすさを感じていただけるようなSNS運用をしていきたいと思っています。
これまで属人化しており、クラブとして統一感のある発信ができていないだけではなく、一方通行の配信になっていたと思います。またコンテンツについても、社内の都合で企画・運営していた部分が多かったように感じています。スタッフの力不足も否めません。今シーズン後半からマーケティング部の体制が大きく変わりました。属人化から標準化へシフトし、これまで良くなかったところを洗い出し、協力してくれる外部スタッフも入れ替えて改善に取り組んでいます。
SNSについては役割を再度、整理してやっていきます。申し訳ありませんが、すべてのSNSに力をいれるリソースはありません。少し偏りはでるかもしれませんが、工夫していくので期待してほしいです。
また、ゲームデープログラムを紙で復活させます。お土産にもなると思います。加えて、デジタルの取り組みも進めていきます。近日中に発表しますが、フィナンシェというブロックチェーンを活用したトークン発行型のクラウドファンディングも始めていきます。収益強化という側面もありますが、ノンマッチデーのつながりをしっかり作っていきたいというのが狙いになります。
広報関連については、発信するものをわかりやすく、丁寧に、そして、もっとブースターの皆さまに寄り添っていければと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

 

ホームタウン (行政・ホームタウン課:城)

ホームタウン担当の城です。よろしくお願いします。ホームタウンは大阪市です。2016年の2月に24区全ての区役所を回りました。その他の43の市町村に連絡をしても相手にされない、知られていないというところからのスタートでした。それが今では大阪エヴェッサという名前を出して話を聞いてもらえないということは無くなりました。ひとえにブースターの皆さまの応援、ご支援のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。
そのような中で、新しいシーズンでは、全試合で応援デーを行うことができるようにしたいと思っています。行政とのタイアップデーを実施できるように府内を巡る日々を過ごしています。今日も貝塚市に行っていました。また、大阪市民の小学生招待、ミニバス招待などの地域との取り組みを強化しています。選手も学校訪問やイベントに派遣していきます。大阪出身の選手が多くいますので、彼らにも協力してもらいながら取り組んでまいります。
そして、お膝元の此花区との関わりを再構築しています。区内の小学校の全校訪問などを予定しています。
バスケットボールは「する」ひとが多い印象です。大阪市が取り組むキャリア教育や職業講話に選手を派遣したり職業体験やインターンシップ、部活動の発表の場の機会提供を通じて普段バスケットボールに関わる人はもちろんスポーツに関わることがない人たちも巻き込んでいく活動をしていきたいと思っています。これがクラブの使命だと思っていますので、よろしくお願いします。


大阪エヴェッサは素晴らしい歴史があるクラブです。bjリーグ3連覇という歴史をゼロにしてはいけないと思っています。元々、とても良い考え方やコンセプトがあったと感じています。だから、今一度、選択と集中を進めて物事を整理したいと考えています。少し風化したものや時代遅れになったものを、スクラップせずにメンテナンスすることも大切だと思っています。
エヴェッサは、色々なことをやるけど、すぐにやめてしまう癖があるように感じています。粘り強く改善をして形にしていくことが必要です。今のままでは、大資本のチームと真っ向勝負はできません。だから、皆さまの力をお借りしながら、本質的にも、収益面も改善して新B1に向けた戦いに挑んでいきたいと思っています。

それでは、質疑応答に移ります。


 
質疑応答
 

Q1.試合開始時の音楽は大きいし長いのではないか?老若男女、小さいお子さまも来られている中であれだけの爆音、低音はどうなのかと思う。また、アリーナのアクセスが悪い。公共交通機関で行く場合、バスの本数が少ないなどの問題がある。往復バスの増便ではなく大型タクシーと契約して、お客さんが相乗りで行けるような仕組みをとってみてはどうか?

A1.シーズン後半より、お客さまの応援の声、声援を大事にするという意味で少し音を落としながら運営していました。まだまだ改善の余地はあるので、来シーズンはより良いものにしていきたいと思っております。
大阪シティバスの本数増設に関しては、桜島からの本数を増やすことを検討していますが、運転手不足などの問題があります。とても大切な課題だと思っていますので粘り強く取り組んでいきます。タクシーとの提携につきましては、貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。参考にさせていただき、我々も調べさせていただきます。

 

Q2.結局、知っていただかないとお客さんは来ないと思う。エヴェッサを知ってもらうために、集客が見込める試合はNHKを使って生中継をできないのか?できるように動いてほしいです。

A2.生中継については、広報からもテレビ局に打診していますが、現実的には非常に難しいと言わざるを得ません。大阪という大都市なので地方クラブがローカルで生中継をしているのとは少し事情が異なる部分もあります。各局さんともうまく連携しながら、中継がダメならば録画、録画がダメならば、短い尺の動画でも、まずは地上波で流れる機会を作っていけるように頑張っていきます。

 

Q3.選手のけがについて報告をもう少し細かくしていただけないのか?小さな報告でもいいので、1週間に1回、長くても月1回くらいはSNSで配信してほしいです。

A3.来シーズンはもっと丁寧に配信していきたいと考えております。選手の素顔や親しみやすい配信を心がけ、皆さまに愛されるクラブを目指して取り組んでまいります。ただ、勝つために発信できない時もあります。そこはご理解をいただけると助かります。可能な範囲で復帰へのプロセスをもっと伝えていけるようにさせていただきます。

 

Q4.オープニングムービーをもっと格好よくしてほしいですし、今のものは長いと感じます。選手がかっこつけてイケイケな感じのものが見たいです。以前のプロジェクションマッピングの演出はすごかったですし、私の娘は当時、あの演出を見てバスケを始めました。今の演出ももっと工夫すれば、バスケしたいと思う子どもたちも増やせるのではないでしょうか?また、バスケットLIVEでBTが踊っている映像が流れていないのがもったいないと思います。もう少し露出を増やせませんか?

A4.まず、オープニングムービーに関して、貴重なご意見ありがとうございます。新シーズンの参考にさせていただきます。次に過去のいわゆる「お金をかけたスゴイ演出」についてです。確かに魅力があると思います。ただ、現在そこにかける費用やリソースがあるのかというと無いのも現実です。お金をかけた演出を否定する気は全くありませんが、お金ではなく知恵を使ったり、ファン・ブースターの皆さまが参加できるような演出で一体感や熱狂を作り上げていけたらと考えております。最後に、バスケットLIVEの中継で流れないことに関しては、中継が始まる時間と演出の時間にズレがあることが原因ですので、演出の編成なども再構築する必要があると考えています。

 

Q5.ホームゲームの時、過去やっていた大人バスケなど、ファンが誰でも参加できるイベントを行ってほしい。また、キッズデー、女性デーなどのイベントを増やしてほしい。あと、平日のグルメがいつも一緒で晩御飯にならないです。もっとご飯になる食事を出してほしい。持ち込みも禁止されていますが、長蛇の列に並ばないといけなかったり子どもの口に合うものがなかったりと、難しいと感じる。

A5.誰でも参加できるイベントに関しては、毎回ホームゲームではテーマを持って行っていきたいと考えています。その中で、皆さまが参加できるような企画を行っていきたいと思っています。全ての皆さまを大事にするアリーナにしていきたいと思っていますので、ご提案いただいたレディースデーも来シーズン開催する予定です。また、グルメにつきましては、直営店が入ることで連携してお客さまのニーズに合わせて行きたいと考えております。飲食持ち込みの禁止については、ビン・カンの持ち込みはリーグのルールで禁止されておりますが、それ以外の持ち込みはOKにすることも検討しております。決まり次第ご報告させていただきます。

 

Q6.ガチャガチャを充実させるのならば、両替機の導入をしてほしい。また関西のスポーツチームとの連携をもっとしてはどうか?他チームのファンクラブ会員の割引や優待制度などを考えてもいいと思います。

A6.両替機を設置していましたが、簡易なものを使用していたこともあり、当日のトラブルが多かったことがありました。また、ガチャガチャの配置が店舗と少し離れた場所にあったので、トラブルに気づきにくかったということもありました。来シーズンは配置も含め改善していきます。また、大阪府内のスポーツチームとの連携は共催なども含めてお話をさせてもらっています。双方のファン・ブースターの皆さまにアプローチできるようなことができると嬉しいなと思っています。貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。

 

Q7.これまで、こうやってブースターが伝えた意見をどうやって活かしたのかが開示されていなかったので、私たちには取り組みがわからなかった。これからは今日のような場で出た意見をどう活かしていくのかを公表してほしいです。進捗状況も教えてもらえると、我々も一緒に作り上げている感覚が生まれますので、見える化が必要だと思います。また、ファンクラブ会員区分のランクアップは可能でしょうか?

A7.我々としてもこういった場でいただいた意見、それに対してのアクションはクラブとして、しっかり情報発信をしていく必要があると考えています。また、事前の質問の中でもご提案いただいていましたが、ホームゲーム時に意見箱の設置をさせていただきます。見える化については、こういったミーティングの場をシーズン中にも活用して行っていく予定です。問題点を開示して現状これくらい改善しましたというご報告も必要だと考えています。
そして、ファンクラブ会員のランクアップは現状でも可能です。あらためて銀行振込などでご入金いただく手続きが必要となります。この情報に関しては我々の発信不足でしたので、後日改めて発信させていただきます。

 

Q8.水曜日開催の集客数増についての施策はあるのか?また、ゲスト登場をゲーム前のみしかしていない。これは失礼に当たるのではないか?ぜひお客さんの多いハーフタイムの出演にしてほしい。そして、席の誘導を誰に聞いてもしっかりできるようにしてほしい。

A8.水曜日開催のゲームに関しては、舞洲以外のアクセスの良い会場を部分的に使用することも考えています。その上で、会場から近いエリアへのアプローチを戦略的に取り組んでいきます。ゲストの出演時間については、今シーズンは演出進行の都合上、空いている時間がなくて出演時間を確保できない場合が多かったです。ゲスト出演を詰め込みすぎてしまった結果、出られない人が多く発生した時もありましたので、出演依頼の仕方についても調整していく予定です。誘導につきましては、情報を末端まで届けられていないという問題点がございました。来シーズンは簡単なマニュアルを全スタッフに配布したり、そもそも対人での誘導に頼ることのないように、座席案内の掲示物を見直すことを積極的に進めていきたいと考えています。

 

Q9.人として当たり前のことができる会場にしてほしいというのが切実な願いです。昨シーズン初めて大阪エヴェッサの会場に来て、「風通しの悪いアリーナ」だなと思いました。同じスタッフが何度も同じミスをしたり、挨拶するスタッフが少ないと感じています。気づいたときには指摘させていただいていましたが、シーズン中からなかなか改善していただけなかったのが現実でした。選手やBTだけでなく、スタッフに会いに来るくらいの気持ちのいい挨拶を誰にでもできるクラブであってほしいと願っています。

A9.真摯に受け止めさせていただきます。挨拶や笑顔が徹底できていなかったことに関しては、お恥ずかしい限りです。申し訳ございません。スタッフの意識改善の徹底はもちろん、まず我々が作り上げたい誰もが楽しめるアットホームなアリーナというものを明確にして行くことが必要だと考えています。ただ、一朝一夕でそのようなアリーナにできるかというと難しい面もございます。ここにいる皆さまと一緒にそういった雰囲気作りをして、文化にしていけたらと思いますので、もしできていないスタッフがいましたら、これからもご遠慮なく指摘してください。きっちり襟を正して運営をして参ります。ご指摘をいただき、ありがとうございます。

 

Q10.応援練習のときに相手チームの応援練習もしてほしいです。それをすることで、最後にエール交換がしたいと思っています。また、他チームはチアの名前を一人ひとり紹介しているので、BTの名前も一人ひとり紹介してほしいです。

A10.すごくいいアイデアをいただき、ありがとうございます。私たちも対戦相手を敵対視する必要はないと考えておりますので、相手チームへのリスペクトの意を込めてぜひ取り入れさせていただきます。BTの紹介につきましても、そういう時間が作れるよう演出面も改善していきます。

 

Q11.大阪府の社会人バスケ連盟と提携してほしいと考えています。また、車いすバスケや聴覚障がい者バスケを前座試合で行ってほしいと思います。デフリンピックも開催されますし、チャリティーゲームとして開催すれば、そこで募金箱などの取り組みも行えると思います。ぜひ来シーズン行ってほしいです。また、スタッフも笑顔で迎えてほしいと思います。

A11.社会人連盟の皆さまとの取り組みは是非実施させていただきたいので、ご紹介いただけると幸いです。車いすバスケや障がい者バスケとの連携についても、ぜひやらせてほしいと思います。大阪府の社会福祉連盟とのつながりも生まれてきています。挨拶に関しては、優先入場の間はここにいるスタッフやまいどくんがゲートに立ってご挨拶させていただいておりますが、どうしても他の業務で離れる時もございますので、職員以外のスタッフへの情報共有も徹底して行ってまいります。

 

Q12.公式サイトやSNSの投稿内容について誤字脱字が多いと感じます。ダブルチェックを導入してみてはどうか?また、スポンサーの方がアリーナ内でルール違反していても注意しないということもあったと思う。ルール違反はルール違反として注意しないとダメなのではないか?

A12.これまでは発信内容や作業が属人化していた部分がありました。来シーズンはしっかりと標準化し、確認作業も複眼的に確認していこうと考えています。パートナーに関しても、分け隔てなくご案内させていただきます。

 

Q13.公式LINEの存在を知らなかったです。あるアリーナでは公式LINEの友だち追加で再入場対応をしているという事例もある。そういった少し強制力のある施策を行えば、フォロワー数も増えるし、情報が届く人も増やせるのではないか?大規模な招待施策を行うのであれば、来た人をうまく活用して情報発信して再来場に繋がる施策を取ってみてはいかがでしょうか?

A13.その再入場の方法は貴重なご意見として参考にさせていただきます。我々も前向きに検討させていただきたいと思います。ただ一方で、スマホを持たれていない小さいお子さまもいらっしゃるので、アナログなやり方も組み合わせて行っていきたいと思います。再来場につながるアプローチについては、今シーズン後半より、顧客の方のデータを集められるような施策にも取り組み始めました。来シーズンも引き続き、デジタル化も絡めながら情報発信に取り組ませていただきます。

 

Q14.他クラブの良いところは取り入れたほうがいいのではないか?他クラブでは、試合後相手チームをスタンディングオベーションで送り出すという取り組みを行っているクラブもあります。若い人たちは体験することを好むので、そういった体験を増やしてみてはどうか?

A14.他クラブの良いところは積極的に取り入れていきたいと考えております。我々スタッフも違うスポーツも含めて他の試合を積極的に視察に行き、実際に見て取り入れることを増やしています。今年も全員でそういった取り組みを行ってきましたので、新シーズンも引き続き行ってまいります。

 

今後もこう言った意見交換の場を設けていくことを予定しています。イベントの機会やホームゲームなどでもお気づきのことがあれば、これからもご意見をお寄せください。皆さまのお力を貸していただきながら、より良いホームゲームを創っていきます。今後とも大阪エヴェッサをよろしくお願いします。本日はご参加いただき、本当にありがとうございました。